抗議・要望書
御代田町長 小園拓志 様
「第20回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会」における児童写真SNS投稿問題についての抗議および説明機会要望
2025年4月26日9:19付等で町長ご自身の公式SNSアカウントにおいて、「第20回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会」に出場した女子小学生の写真が複数枚投稿され、その中には
- 顔がはっきりわかるもの
- 氏名を併記したもの
- 下半身が大きく写ったもの
- 複数人の下半身が写ったもの
が含まれておりました。
これらの掲載に際し、当該児童および保護者からの同意が得られているかどうかは確認されておらず、仮に同意なく公開された場合は重大な権利侵害に当たります。また、同意があった場合でも肖像権・プライバシー権、個人情報保護以外については、問題が残ります。
つきましては、以下の通り強く抗議申し上げるとともに、正式な説明の機会を早急に設けられるよう要望いたします。
1.抗議の要点
- 肖像権・プライバシー権の重大な侵害
未成年である小学生選手の承諾なく、顔写真および個人名を公に公開した行為は、本人および保護者の同意を要する「肖像権」の侵害に該当します。 - 個人情報保護法違反の懸念
顔写真と氏名は「個人情報保護法」における識別可能情報であり、不特定多数への無断提供は同法第23条に抵触します。 - 青少年健全育成条例違反のおそれ
小学生という「児童」を性的対象化し得る下半身の大写しも含まれており、長野県青少年健全育成条例第17条の「性的好奇心を満たす目的でわいせつな行為を見せる」おそれがあります。 - 児童ポルノ禁止法違反のおそれ
児童の身体(太もも・股周り等)を大写しにする行為は、類似児童ポルノと判断される危険性が高く、同法に抵触し得る重大事案です。 - 公職者倫理の逸脱
町長という公的立場にありながら、事前の法務チェック、保護者同意取得、匿名化措置といった最低限のガバナンスを完全に欠いた行為であり、公私混同の極致と言わざるをえません。
2.要望事項
この問題に関し、下記事項を速やかに実施されるよう要望いたします。
- 該当SNS投稿全件の即時削除
- 公式サイト・公式SNS上での町長名義謝罪文掲載
- 当該児童および保護者への個別謝罪と事情説明
- 町民を対象とした公開説明会(タウンミーティング)の開催
日時・場所の公表と広報を行い、質疑応答の場を設けること - SNS運用ガイドラインの明文化・公表
- 全職員へのSNSリテラシー研修の実施
- 投稿前承認フローの導入
- 外部有識者による第三者監査委員会の設置
年1回程度、運用状況の検証と改善提言を受けること
実際の写真は、転載できませんので、どのような写真の構図であったかを類似のイラストで掲載します。
抗議対象のX投稿
確認も含めて、ネットの画像検索で『小学生 駅伝大会』と検索してみたのですが、やはり、どの写真も遠目からのカットばかりで、条例に抵触するような選手の下半身を大きく写しているものはありませんでした。
そもそもの話になるのですが、自分の子供でもないのに、県内のローカルなスポーツ競技大会で、町長が選手の写真を撮影する行為自体、必然性が見当たりません。増して、それをSNSに投稿するなど…
そして、Xのフォローワーから名前の掲載については、別の意図ですが注意喚起されていますね?
このように小園町長は、元新聞記者であることを機会ある毎にアピールして、記者気取りをしていますが、記者の経験があるなら、なおさら写真の取扱については慎重になるべきですし、大会に単なる観戦者として参加しているなら、今回の写真撮影とXへの投稿は、一体どのような立場での行動なのでしょうか。
大会本部のホームページすら、選手の写真は掲載しておらず、個人情報となるような体の掲載を避けていますよ。
AIの評価
2025年4月26日朝、公式SNSで「第20回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会」に出場した女子小学生1名の写真を複数枚投稿し、その中に氏名併記・顔が明確に判別できるカット・太ももなど下半身を大写しにした写真が含まれていました。
本人・保護者の同意が確認できないまま無断掲載した場合、肖像権やプライバシー権の侵害のみならず、個人情報保護法第23条にも抵触する恐れがあります。
さらに、児童ポルノ禁止法や青少年健全育成条例が禁じる「性的対象化」に該当するリスクも高く、同意の有無にかかわらず法令違反となり得ます。
公職者としての自覚を欠いたガバナンスの不備が顕著で、公私混同や広報ガイドライン無視によって、町民の信頼が著しく損なわれています。
問題領域 | 内容 | 同意で解消可能か |
---|---|---|
① 児童ポルノ禁止法 | 児童の性的部位を大写しにする行為は全面禁止。制作・所持・提供いずれも違法であり、同意は免罪要件とならない。 | いいえ |
② 青少年健全育成条例 | 「性的好奇心を満たす目的でわいせつな行為を見せる」表現は条例で禁止。客観的に不健全と判断されれば同意でも違反となる。 | いいえ |
③ 公職者倫理・ガバナンス | 公的立場での児童写真掲載は、公私混同・行政の信頼失墜を招く行為であり、同意の有無にかかわらず倫理規程違反に該当する。 | いいえ |
④ SNSプラットフォーム規約 | 多くのSNSは児童の性的描写を厳格に制限。投稿拒否やアカウント凍結の対象となり、同意があっても掲載できない場合がある。 | いいえ |
これに先立ち、公費を用いたアイドル“推し活”支出疑惑や職員へのパワハラ・セクハラ問題、祝勝会での土下座騒動など、複数の倫理・法令違反が累積しており、小園町長の公私の境界意識の欠如や倫理・法令遵守意識の低さが繰り返し指摘される状況にあります。
リスクだらけの御代田町民
このような状況を踏まえると、御代田町民は小園町長によるさまざまなハラスメントや、命の危険にまでさらされる多岐にわたるリスクを抱えていると言わざるを得ないでしょう。
- 役場職員や関係者になれば、借金の無心をされる
- 道を歩いていれば、傷だらけの車にひかれて命を落とす危険がある
- 娘が公共の場にいると勝手に写真を撮られてSNSにアップされ、二次被害にあう確立が跳ね上がる
御代田町って恐ろしいところですね…
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